大江戸ロケット vol.1
『大江戸ロケット vol.1』の内容
一撥目 「大江戸に咲く紅い花火」
天保13年。天保の改革によって、民衆の贅沢が禁じられた時代。江戸の外れの河原で青い獣と白い獣が死闘を展開していた。そこには、二匹の獣を捕らえようとする南町奉行所の目付黒衣衆と、それを率いる鳥居耀蔵の姿も。彼らは青い獣を討ち取るものの、白い獣を取り逃がす。そのきっかけとなったのは、当時御法度とされていた打ち上げ花火であった。花火を打ち上げたのは玉屋清吉。花火に情熱を燃やす花火師少年は、天保の改革により公の場で仕事ができず、人目を忍び試作花火の実験をしていたのだ。翌朝、清吉は長屋に帰ると、南町奉行所同心の赤井西之介に、花火の犯人として疑いをかけられる。錠前屋の銀次郎の機転により、上手く誤魔化してもらう清吉だが、今度はソラと名乗る謎の少女が現われる。昨夜の花火が清吉の仕業であることを知っていたソラは、「月まで届く打ち上げ花火を作ってほしい」と清吉に頼み込む。
二撥目 「男は待っていた」
月まで届く打ち上げ花火の制作。見ず知らずの少女による、あまりにも非常識な仕事の依頼に、からかわれていると思った清吉はソラを冷たくあしらう。一方、銀次郎は清吉を助けるために自分がついた嘘を、未だ赤井から疑われたままだった。町中で赤井にしつこく追求される銀次郎。彼は通りで赤井をまくことに成功するが、そこで黒衣衆に縛り付けられた白い獣を目撃する。夕暮れ、清吉が長屋に戻ると、仲間たちが七輪を囲んで騒いでいた。騒ぎの中心にはソラの姿が。彼女が七輪の火に粉を投じる度に、火の色が鮮やかに変わっていくのが見える。粉の正体は硝石に硫黄、炭酸ストロンチウム。粉の割合によって火の色が変化していく。それは花火の火薬にも応用できるものだった。火薬に対するソラの深い知識を知った清吉。彼は、自分の技術に彼女の知識を加えることで、「月へ届く花火」への僅かな可能性を見い出し、ソラの頼みを聞き入れることを決心する。
©ジェネオン
大江戸ロケット vol.1の製品情報
JAN: | 4988102513627 |
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製品番号: | GNBA-7520 |
出演者・声優 | |
制作スタッフ | 企画:丸山正雄/一座頭取:水島精二/戯作頭取:會川昇/絵師頭取:吉松孝博/一座副頭取:長崎健司/要絵師:稲留和美、櫻井邦彦、西澤千恵/客演絵師:みなもと太郎、内藤泰弘、椎名高志、阿部川キネコ、滝沢のぼる、竹田団吾/世界定:近藤ゆたか、森山洋/機巧創案:荒牧伸志/化幻定:堺三保/道具定:寺尾洋之/百景頭取:東潤一、櫻井純子/風景創案:松本浩樹/色気定:岩井田洋/特殊画藝:谷口久美子/写影頭取:森下成一、斉藤仁/尺定:木村佳史子/音曲:本間勇輔/音声頭取:三間雅文/効果職人:小山健二/座元:マッドハウス |
キャラクター |
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形式: | DVD |
製品仕様: | Color、Dolby、Widescreen |
ディスク: | 1枚 |
収録時間: | 46分 |
リージョンコード: | Region2 |
画面サイズ: | 1.78:1 |
「大江戸ロケット」シリーズ
アニメシリーズ「大江戸ロケット」の作品を表示します。
公開日:2015年04月17日 10時35分07秒
更新日:
大江戸ロケット vol.1について
「大江戸ロケット vol.1」は、ジェネオンが2007年10月24日に発売のアニメーション(DVD)作品。出演者は、沢海陽子、藤村知可、山寺宏一、川島得愛、釘宮理恵、朴璐美、若本規夫、真堂圭(斉藤圭)、山田きのこ、鈴木清信、ふくまつ進紗、佐藤智恵、小西克幸、早水リサ、てらそままさき、橋本じゅん。JANコードは、4988102513627。