青い文学シリーズ 人間失格 第2巻|アニメデータベース

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青い文学シリーズ 人間失格 第2巻

タイトル

青い文学シリーズ 人間失格 第2巻

メーカー

ハピネット・ピクチャーズ

レーベル

ハピネット・ピクチャーズ

シリーズ

青い文学シリーズ

本体価格

5,800円+税

発売日

2010年2月19日

JAN

4907953028500

規格品番

BIBA-7852

青い文学シリーズ 人間失格 第2巻』の内容

■第三話 「世間」
そこでの生活は、人間らしいもののように思えた……。志津子とその娘の茂子。葉蔵はふたりと同居していた。そんな中でも、父の「金を稼げない奴は、人間として失格」という言葉が、彼を苦しめる。
そこで志津子は、葉蔵の描いた漫画を売り込みに行く。結果は頗る好評。現れた「お化け」にも耳を貸さず、穏やかな日々に、葉蔵は心持ちを豊かにする。そこに引っかかりを与えたのは、堀木の「世間」という言葉だった。
漫画の持ち込み先の編集長も「世間」を口にし、鎌倉心中の件に触れてくる。葉蔵は「世間が自分をお化けにしたがっている」と酒を呷った。さらに、茂子に殺人の噂を聞かれ「本当のお父ちゃんが欲しい」という、無邪気で残酷な言葉に蒼褪める。「世間」という何かから逃げ出す葉蔵。「生まれてきてすみません」。独り言ち、雪景色の中、力なく横たわる。その時、白銀世界に、鮮やかな朱が引かれた。紅い傘を差し彼を覗き込むのは、女神か、悪魔か。

■第四話 「新世界」
時が過ぎた。今、葉蔵は美子と居を構えている。彼は初めて自分以外のために生きようと思った。漫画を描くという道化を演じ、世間に受け入れられる――。そういう人生を選んだ。
そこに久し振りに訪れる堀木。葉蔵は、美子のおかげで、「世間」に打ち克つことができるようになったと屈託なく話す。だが、堀木は面伏せるばかりで、少し様子がおかしい。
堀木は葉蔵の父の訃報を伝えに来ていたのだ。それを聞き、狂ったように大笑する葉蔵。美子を求める彼を、だが見えざる手が引き離そうとする……。さらに堀木の言葉に目を見張る葉蔵。
堀木は軍隊に行くという。全て失った葉蔵は、自分が人として何かが欠けている――すなわち「人間失格」であることに至る。ついに薬品を飲み、自殺を図った、そんな彼を人は言う。
「私たちの知っている葉ちゃんは、とても素直で、よく気がきいて、あれでお酒さえ飲まなければ、いいえ、飲んでも、……神様みたいないい子でした」。

©ハピネット・ピクチャーズ

青い文学シリーズ 人間失格 第2巻の製品情報

「青い文学シリーズ」シリーズ

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更新日:

青い文学シリーズ 人間失格 第2巻について

「青い文学シリーズ 人間失格 第2巻」は、ハピネット・ピクチャーズが2010年2月19日に発売のアニメーション(DVD)作品。出演者は、堺雅人久川綾朴璐美能登麻美子高木渉田中敦子。JANコードは、4907953028500。