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青い文学シリーズ 桜の森の満開の下 (ブルーレイディスク)

タイトル

青い文学シリーズ 桜の森の満開の下 (ブルーレイディスク)

メーカー

ハピネット・ピクチャーズ

レーベル

ハピネット・ピクチャーズ

シリーズ

青い文学シリーズ

本体価格

6,800円+税

発売日

2010年3月19日

JAN

4907953028456

規格品番

BIXA-1023

青い文学シリーズ 桜の森の満開の下 (ブルーレイディスク)』の内容

【前編】
すべて桜が、人を狂わせる。旅人を襲い、猪を捕まえ、妻たちと賑々しく暮らす。そんな生活を送っていた自称「優しい山賊」の繁丸。
誰よりも力の強い彼は、だがなぜか桜を恐怖していた。ある日、彼は旅の一行に出くわし、金品を奪おうとしていた。連れていた女に魅かれ、連れの者を切ってしまう繁丸。
そうまでして得た女、彰子は都暮らしのワガママ育ちだった。突然おぶってくれとせがまれ、面食らう繁丸。「山という山すべて俺のものだ」と滔々と語ってみせるも、全く興味を示さない。
そのうえ、谷に落としたかんざしを拾えなどと言い出す始末。宅に着き、繁丸を迎える女房達。「うしろの正面だあれ」、突然彰子が声をあげ、無邪気に続ける。
「自分を妻にしたいなら、女房たちを殺せ」と。ゆっくりと刀を抜き、振り上げる繁丸。謳うように涼し気な彰子。熱狂と陶酔の中で、繁丸は直感する。これは、あの桜の森の満開の下と同じだ。繁丸は――惑う。

【後編】
都に移り住んで半年。繁丸はいまだ暮らしに慣れなかった。『知らない』ことへの不安は、どれだけ力があっても満たされることはない。そしてまた、彰子も退屈していた。
ある日、戯れに殺した人間の首を彰子に与えると、彼女はそれで遊び始めた。そのうち、毎夜繁丸が人を切り、彰子はその首で遊ぶというのが日課になっていく。繰り返される不毛な殺戮。
繁丸は思う。空が落ちてくる。この繰り返しは女を殺せば止まるのか?しかし女を殺すと俺が死ぬ。俺は何を考えているのだ!惑いの闇に囚われる繁丸。果てに、繁丸は決意する。山に帰る、と。
強い意志を持ち提言する繁丸。彰子は抵抗するも、決意が固いと知り、彼と共に行く道を選んだ。初めて出会った時と同じように、おんぶで山に戻るふたり。彼らを迎えたのは、あの満開の桜だった。
そこで、繁丸はふと、この花びらはどこから落ちてきたのだろう?と思う。そして彼は気がついた。女が鬼であることを。

©ハピネット・ピクチャーズ

青い文学シリーズ 桜の森の満開の下 (ブルーレイディスク)の製品情報

「青い文学シリーズ」シリーズ

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更新日:

青い文学シリーズ 桜の森の満開の下 (ブルーレイディスク)について

「青い文学シリーズ 桜の森の満開の下 (ブルーレイディスク)」は、ハピネット・ピクチャーズが2010年3月19日に発売のアニメーション(Blu-ray)作品。出演者は、堺雅人水樹奈々八奈見乗児川田妙子。JANコードは、4907953028456。