鉄子の旅 VOL.4｜アニメデータベース

『鉄子の旅 VOL.4』の内容

第8旅　「飯田線・秘境駅巡り」
人けのない駅なんて日常茶飯事なのに、あえて“秘境駅巡り”と命名された今回の旅。横見いわく、牛山隆信著『秘境駅へ行こう！』のヒットに乗じてのこととか。例に漏れず、崖っぷちや民家ゼロの地にひっそりたたずむ駅舎を、つぶさに制覇する鉄子一行。これまでとは何ら変わらない、時間無制限な鈍行の旅。しかしキクチはひそかに訝っていた。いつになく細やかな気遣いを見せる横見の言動を。その裏にはいったいどんな企みが!?

第9旅　「まだ間に合う！くりはら田園鉄道」
廃線が決まった〈くりでん〉こと、宮城県・くりはら田園鉄道。今回こそはその魅力を伝えて客を増やし、廃線を食い止めるんだ！と言いつつ、駅舎を眺める以外に楽しむ術を知らない横見に、キクチとカミムラは拍子抜け。のどかな風景や駅員さんの人柄にいつになく惹かれていたキクチだけに、相変わらずピントのズレたコメント連発の横見に激しくイライラ。が、ふと思うのだった。「横見さんは鉄道そのものなんだ」と……。

第10旅　「祝・鉄子ご一行様四国初上陸」
マンガ『鉄子の旅』連載開始以来、発上陸となる四国への旅。フェリーにて香川に上陸し、横見入魂の旅程を順調にこなすも、カミムラはたびたび切符をなくし、横見の逆鱗に触れる。すっかり萎縮するカミムラだったが、本日最終下車となる超オススメの秘境駅「坪尻」の絶景に救われる。予定を遅らせ、暮れゆく景色にしばし身を委ねる一行。見上げれば満天の星空。たまにはこんな夜もある……、と静かに感動を噛み締めるキクチであった。

©東映

鉄子の旅 VOL.4について

「鉄子の旅 VOL.4」は、東映が2007年12月7日に発売のアニメーション（DVD）作品。出演者は、檜山修之、古川登志夫、川島得愛、豊岡真澄、太田哲治、富坂晶。JANコードは、4988101132713。