「新世界より」六
『「新世界より」六』の内容
■第十四話「雪華」
守との再会は果たされたものの、早季は自分たちの置かれている状況が絶望的なものであることを改めて知る。夢中で捜索している最中は、守を町に連れ戻しさえすれば何とかなると考えていたのだが、守がネコダマシに襲われたのは、呪力を完全には制御できないという根本的な問題にあることに気づいたのだ。
いったん町に戻った早季は、考える間もなく拘束され、教育委員会の査問会にかけられる。守の行方について、委員から厳しい追及を受ける早季。しかし、町と自分たちを守ることしか考えていない大人たちに、早季は禁忌である不浄猫の存在や彼らが仕組んだ罠について、ありのままの思いをぶつける。
その言葉に激昂した委員は、一方的に早季を「おぞましい子」と断じ、 “処分” さえいとわない空気となる。しかしその時、査問会の議場に思い掛けない人物が現れ、事態は大きく動くことになる。
■第十五話「残像」
守と真理亜を連れ戻すため、再び雪山へと向かった早季と覚だったが、元の場所に2人の姿はなかった。それでもあきらめることなく、広大な雪山を捜し回る早季と覚。
そんな中、遠くから自分たちを監視しているらしいバケネズミがいることに気づく。早季たちは、彼らなら何か知っているのではないかと後を追うが、その追跡のさなか、早季がひさし状の雪を踏み抜いてしまい…!?
目を覚ますと、そこは人間に従順な塩屋虻コロニーの貴賓室だった。現れたのは、人間から働きを認められて野狐丸(やこまる)という名前を賜ったというスクィーラ。早季たちは野狐丸の力を借り、雪山で守たちと一緒にいた木蠹蛾コロニーのスクォンクを捜すことにする。
ただ、一刻を争う事態ではあるものの、夜の雪道はあまりにも危険だという野狐丸の助言には従わざるを得なかった。早季と覚は、かつて顔を合わせたことがある女王にあいさつすることを申し出るが、そこで目の当たりにしたのは、塩屋虻コロニーのバケネズミたちの驚がくの実態だった。
■第十六話「愛する早季へ」
野狐丸への不信感がぬぐい切れないまま、早季と覚は、守と真理亜の行方を知っていると思われるスクォンクを捜すため木トウ蛾コロニーを訪れる。
しかし、スクォンクは2人の行方はまったく分からないと言い、早季たちが町に戻った後に雪山で預かったという手紙を差し出したのだった。
手紙には、仲間たちへの思いや別れの辛さのいっぽう、町や大人たちへの複雑な感情が綴られていた。手紙を読んだ早季と覚は、野狐丸にある裏工作を依頼する。それを表面上は快諾した野狐丸だったが、早季たちはその態度にどこか信頼しきれない違和感を覚えるのだった。
その後、早季と覚は、再び守と真理亜が姿を消した雪山へと戻る。2人を見つけられないことは心の中で分かっていたが、力を尽くして捜さずにはいられなかった。
やがて、早季と覚は言いようのない喪失感の中、2人だけの夜を迎えて…。
©ポニーキャニオン
「新世界より」六の製品情報
JAN: | 4988013266568 |
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製品番号: | PCBG-52166 |
出演者・声優 | |
制作スタッフ | 原作:貴志祐介「新世界より」(講談社文庫刊)/監督:石浜真史/助監督:ヤマトナオミチ/シリーズ構成:十川誠志/トータルデザインコンセプト:長澤真/キャラクター原案:依り/メインキャラクターデザイン:久保田誓/音楽:小森茂生/制作:A-1 Pictures |
キャラクター |
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形式: | DVD |
製品仕様: | Color |
ディスク: | 1枚 |
収録時間: | 68分 |
リージョンコード: | Region2 |
「新世界より」シリーズ
アニメシリーズ「新世界より」の作品を表示します。
公開日:2015年04月17日 08時02分12秒
更新日:
「新世界より」六について
「「新世界より」六」は、ポニーキャニオンが2013年4月17日に発売のアニメーション(DVD)作品。出演者は、東條加那子・梶裕貴、種田梨沙、工藤晴香・高城元気、花澤香菜。JANコードは、4988013266568。