「新世界より」二｜アニメデータベース

『「新世界より」二』の内容

■第二話「消えゆく子ら」
全人学級では、何事もなかったかのように平穏な日々が続いていた。突然姿を消した麗子など、最初から存在しなかったかのように…。
それから1か月後、学校の恒例行事である “搬球トーナメント” の時期が近づいてくる。それは、ふたつの班が搬球側と妨害側に別れて競う、呪力を使った球技大会。
しかし、早季たちにとって一大事であったはずのその出来事でさえ、すぐに脳裏から消えてしまった。その時の早季たちは記憶の欠落の本当の理由など知る由もなかった。

■第三話「ミノシロモドキ」
全人学級最大のイベント “夏季キャンプ” が始まった。
早季、瞬、覚、真理亜、守の5人は、3艘のカヌーに分かれて利根川を遡上。順調に行程をこなし、初日の夜を迎える。そんな中、覚がいつもの調子でホラとも実話ともつかない噂話を始める。
覚によると、利根川のさらに北にある筑波山で、悪魔のミノシロと呼ばれる未確認生物が目撃されたという。「それを見た人間は遠からず死ぬ」という噂もあるらしいが、早季はまた覚のホラ話が始まったと取り合わなかった。
しかし、瞬が意外なことを言い出す。実習の課題として、悪魔のミノシロをはじめとする未確認生物をレポートしてはどうかというのだ。瞬の提案ということで、真理亜たちはすぐに乗り気になるが、このアイデアが思いも寄らない出来事を引き起こすことになる。

■第四話「血塗られた歴史」
夏季キャンプに出掛けた早季たちは、霞ヶ浦のさらに奥の山中で、悪魔のミノシロと恐れられる未確認生物・ミノシロモドキと遭遇する。しかしそれは、生き物ではなく、自らを “図書館” と名乗る旧時代の遺物だった。
早季たちは戸惑いながらも、現在では閲覧が禁止されている書物を網羅しているその情報端末から、 “悪鬼” や “業魔” の本当の意味を引き出す。そこには、人類がたどってきた血塗られた歴史が刻み込まれていた。
ミノシロモドキが語るあまりにも凄惨な歴史におののく一同。だが次の瞬間、早季たちの目の前で思わぬことが起こり、5人は突如として命の危機にさらされることに。

©ポニーキャニオン

「新世界より」二について

「「新世界より」二」は、ポニーキャニオンが2012年12月28日に発売のアニメーション（DVD）作品。出演者は、種田梨沙、花澤香菜。JANコードは、4988013254169。